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ちょっと反則ですが、今回はベスト盤です。先日、某所でLOVERBOYのブートを拾ったのですが、久しぶりに曲を聴くとやっぱりLOVERBOYは良いよなぁとしみじみと思ったので、このベスト盤を引っ張り出して聴いてみました。LOVERBOYのベスト盤はいくつかありますが、このベスト盤は名曲“Queen Of The Broken Hearts”が収録されていないことを除けばまぁ無難な選曲だと思います。
このLOVERBOYは80年代に活躍したカナダのハードロックバンドなのですが、同時代に活躍した他のバンドと比べると現在の評価はどうも低すぎる気がします。でも、実は私の大好きなバンドの一つです。どのくらい好きかと言うと、映画『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』の中で彼らのヒット曲である“Working For The Weekend”がラジオから流れてくるシーンがありますけど、映画館でそのシーンを観たら思わず隣の席に座っている赤の他人に「これLOVERBOYの曲ですよ!知ってますか?」と言いたくなるくらい好きです。
音楽的にはいたってストレートなハードロックで、BON JOVIと親交があったというのも納得のキャッチーなメロディが売りです。ちなみに余談ですが、BON JOVIの“You Give Love A Bad Name”は当初はLOVERBOYに提供されることになっていたとか。彼らのヒット曲である“Notorious”ではトーキングモジュレーターが使われていて、クレジットにはジョン・ボン・ジョヴィとリッチー・サンボラの名前もあります。そのキャッチーな曲をボーカルのマイク・レノが伸びのある声で完璧に歌い上げるというのが基本的な構図ですが、曲はキャッチーなんだけどどこか野暮ったいというかオシャレという言葉とは無縁の男臭いところが好きなんです。
あの時代のバンドらしく硬軟の両面を併せ持っているのが特徴で、“Notorious”や“The Kid Is Hot Tonite”、“Working For The Weekend”といった曲では適度なハードさを演出しながらも、キーボードがポップに曲を彩りサビはキャッチーに盛り上げる。そして、映画『トップガン』に使用された“Heaven In Your Eyes”や“This Could Be The Night”といったバラードでは、マイク・レノが男の色気を感じさせる声で甘く歌い上げるというまさに王道パターンです。ちなみにこれも余談ですが、“This Could Be The Night”にはJOURNEYのジョナサン・ケインの名前がクレジットされています。
んで、何故私がスタジオ盤ではなくてこのベスト盤を選んだかと言いますと、このベスト盤には上記のようなLOVERBOYの代表曲の他にもマイク・レノがHEARTのアン・ウィルソンとデュエットした“Almost Paradise”という名バラードが収められているからです。ロバート・ジョン・マット・ラングのペンによるこの曲は映画『フットルース』のためにレコーディングされたのですが、北米ハードロック界を代表する二人の実力派シンガーが情感たっぷりに歌い上げる感動的なバラードで、私的バラードベストを選ぶときは必ず入れるくらい好きです。
ちなみに、彼らは現在でもしぶとく活動を続けており、オフィシャルサイトではmp3のサンプルやライブ動画がダウンロードできますので、興味を持たれた方or懐かしいと思った方はぜひ訪れてみて下さいな。









